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【営業初心者必見】非営業マンでも自然と出会える交流会を活用した営業方法と会話術

集客の方法

「営業って得意ですか?」という質問をされた際、多くの人が「いいえ」または「苦手」と答えるでしょう。

しかし、それは非常にもったいないことです。

ビジネスにおいては、客数×客単価×販売回数の公式によって売上が伸びます。

逆に、この公式のいずれかor全てを0にしてしまえば、売上も0になってしまいます。

その中でも特に、0になる可能性が一番高いのが『客数』です。

つまり、集客の部分が非常に重要なのです。

フリーランスにとって、実績がある場合はクライアントからのリピート案件があるため、案件獲得に困ることはあまりありません。

しかし、フリーランスの場合は、案件獲得が安定せず忙しさにも波があります。
ネット上の営業でも、クラウドソーシングで他のフリーランスと案件獲得を争うことがあります。

また、Twitter上でも同様に争い、企業や店舗のホームページ、動画であればYouTuberに営業をかけるとなると、案件を獲得できる人は、少ないと思われます。

このような環境下で、安定的かつ継続的に案件を獲得するために必要なのが、「オフライン営業」です。 しかし、僕自身も営業マンではありませんし、営業に対しては苦手意識があります。

そこで、一般的にはテレアポや飛び込み営業、ルート営業などと呼ばれる「ザ・営業」の行為をすることが苦手なので、そのような手法を試すことはありませんでした。

しかし、非営業マンでもオフラインでの営業は可能です。
今回は、営業が苦手な方でも簡単に実践できる方法についてお伝えします。

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オフライン営業で獲得できるもの

実際にリアルな場での交流から、繋がった案件の事例を紹介

・一部上場企業のプロモーション動画 (単価:100万円)
・数年以上継続しているリピート案件 (単価:30万円)
・大手ショッピングモールレギュラー企画動画(単価:20万円)
・オンライン教材販売用動画編集(単価:80万円)
・趣味から繋がり業界へ深くコミットした案件(単価:毎月15万円)

コロナ禍の影響でテレワークやリモートでの仕事がより一層盛んになったことから、リアルな世界が注目されるようになってきました。

なぜなら、リアルの場で得られるものはオンラインでは得られないからです。

音声や動画コンテンツ、通話でのやり取り、対面での直接対応など、情報量や印象、体験の濃度が違います。

これらは、ビジネスにおいて重要な要素であり、共感や教育、ファン化などに繋がるものです。

つまり、リアルでつながることができるということは、新たなチャンスを得ることができるということです。

さらに、TwitterなどのSNSだけで営業や宣伝をしていては、Twitterやその媒体にいる人にしかアプローチすることができません。

しかも、SNSはビジネス活用している人以外にも学生や趣味用アカウントが多く存在するのでターゲットが絞りにくい点もあります。

ここがオフライン営業を行う理由であり、集客を増やすために開拓するべき市場でもあります。

案件の獲得以外にも得られるものがあります。

リアルな場で人と出会えば、知識・スキル・経験などを持った素晴らしい人たちと出会うことができ、自分自身のレベルアップにつながります。

だからこそ、フリーランスの方々には、オフライン営業について学んでほしいと思います。

営業初心者でもできるオフラインの営業方法

具体的には、オフライン営業の手法としては、テレアポ、DM、飛び込み、ルート営業、展示会などが挙げられます。

しかし今回は僕が実践して案件獲得ができた方法を紹介します。

それはセミナーや勉強会で知り合った人脈を元に口コミや紹介で仕事を獲得するというもの。

一部の方にとっては、“これが営業か?”と感じられることもあるかもしれませんが、営業とは簡単に言えば“営利を目的として業務を行うこと”を指すため、この手法も一種の営業だと言えるでしょう。

この営業方法を自分の中で「交流会営業」と呼んでいます。具体的に解説していきます。

セミナーや勉強会で知り合った人脈から仕事を獲得する「交流会営業」

この営業方法を簡潔にまとめると、セミナーや勉強会で出会った方と積極的に交流をして、人脈を形成することによって、関連する仕事が回ってくる可能性が出てくるということです。

このような人脈の構築には、持続的な努力が必要ですが、まずはメリットとデメリットを解説します。

交流会営業のメリットとデメリット

1つ目のメリットとして、リアルな場でビジネスをしている方々と出会えるチャンスがあるので、普段出会うことのできない、格上の人と出会えるチャンスがあります。

TwitterやSNSでも多くの人と繋がることはできますが、自分自身のレベルの範囲内の人やアカウントに限定されてしまいますよね。

一方、リアルな出会いでは、自分が会いたかった人と出会ったり、格上の人と繋がることができるチャンスが非常に多くあります。

実際、私自身は、起業家や企業の社長さんなど、社会的なステータスやスキルが自分より高い人たちとリアルでの出会いを通じてお仕事をいただいた経験があります。

そのため、自分自身と同等のレベルではなく、自己のスキルやステータスより高い人たちと出会いたい方は、リアルな場で接点を持つことが大切になります。

2つ目のメリットとして、オフラインの出会いでは、より重要な情報やビジネスチャンスが得られることがあります

リアルな場での出会いでは、人の表情や言葉遣いを通じて、より深く効果的なコミュニケーションができるため、より重要な情報やビジネスチャンスが得られることがあります。

それに加え、オフラインでは実際に目の前で商品やサービスを見たり、触れたり、体験することができるので、より確実に情報を得ることができます。

このようにオフラインでの出会いには、より重要な情報やビジネスチャンスが得られるメリットがあります。

しかし、デメリットも存在します。

セミナーや勉強会に参加するには、時間や労力、参加費や交通費が必要です。

また、学びを得られないようなイベントもあるため、コストに見合ったリターンが得られない可能性があります。

ただし、新しいビジネスが生まれたり、仕事を獲得したり、新たな出会いがある可能性もあります。

これらを天秤にかけた時、セミナーや勉強会などに参加することで人脈形成や案件の獲得ができるため、フリーランスの方々には戦略の1つとして覚えておいて欲しいです。

交流会営業で大切な「人脈の構築」

交流会営業で大切なのは営業することではなく、「人脈の構築」です。つまりセミナーや勉強会に参加して人とのつながりを広げていくことがカギとなります。

ただし、営業を目的として人と接するのはおすすめできません。

では、どうすれば良いのか?
セミナーや勉強会での出会いは、同じ目標やビジネスの勉強を目的とした人たちが集まり、その後に名刺交換会や懇親会も開かれます。

その際に学びの内容を共有し、自己紹介をしたり横の繋がりや縦の繋がりを作って交流を深めていくことが大切です。

しかし、名刺交換やSNSのフォローをして知り合いになっただけで、その関係をビジネスに繋げられる人は少ないので、出会いのチャンスをしっかり意識することが重要です。

ビジネスは出会いから始まるため、出会いのチャンスを逃さず、行動していくことが大切です。

では、どのようにすれば良いのか。

セミナーや勉強会などは、同じ学びの目的を持つ前向きで意識の高い人たちが集まります。

これらのイベントには懇親会や飲み会などが付随されることが多く、クローズドな空間でリラックスして交流することができます。

もし用事がなければ、積極的に参加することをオススメします。 このようなアクティブかつリラックスした状態は、人脈を構築し、案件を獲得する上で重要なポイントとなります。

例えば、ガチガチのセールスを行うよりも、リラックスしてお酒を飲みながら打ち解ける方が、お互いの警戒心が下がり、成約率が高くなることが容易に想像できます。

そのため、このような状況を利用しない手はありません。 また、対面で話すことにより、何かしらのサンクスコストがかかるという特性があります。

つまり、「せっかく参加したなら、何か成果を得たい」という参加者の心理が働くため、利害が一致すればかなりの仕事を手に入れることができます。

最近は薄れてきましたが、日本には「飲みニュケーション」という文化があります。

お酒と軽食で乾杯することで、勉強会などが終わった後にもリラックス効果があります。

オンラインコミュニケーションでのビジネスは便利ですが、オフラインでのコミュニケーションには再現できない独自の特徴があります。

それぞれの特徴を説明すると、オフラインビジネスでは、相手の表情や仕草から感情を読み取り、より深いコミュニケーションを図ることができます。

また、場所によっては、その場特有の雰囲気や情報共有の機会があることがあります。

つまりセミナーや勉強会に参加して、終了後の懇親会などに参加し、相手とのコミュニケーションを深めていくことがポイントとなります。

交流会営業の具体的な方法

それでは、具体的にどのように営業をしていくかについて説明していきます。

セミナーや勉強会に参加する

まずは、セミナーや勉強会に参加することが第一歩です。

この場合、あらゆるテーマに関するセミナーや勉強会に参加することができます。

その場合、参加する際は必ず「人脈形成に繋げる」という意識を持ちましょう。

どうしても迷う場合は、「人脈やビジネスにつながればいいや」という気持ちで気軽に参加しても大丈夫です。

また、懇親会を利用して食事やお酒を楽しみにしてもかまいません。

大手企業が主催する場合は、お寿司、生ハム、チーズ、ワイン、ケーキなどの立派なごちそうが出ることもあります。

とにかく、営業を行うには何らかのイベントに参加する必要があるので、まずは住んでいる場所や近隣の都道府県のイベントを検索してみましょう。

 

「こんな感じで検索してみて」
東京都 フリーランス セミナー
新宿区 フリーランス 税金 セミナー
神奈川県 WEB制作(動画制作…etc) 勉強会
東京都 コワーキングスペース イベント
都道府県 起業 セミナー

 

会話する相手を見極める

イベントに参加したら懇親会などで他の参加者と話すことになりますが、イベント前や休憩時間では話す時間が限られているため、本格的な会話はイベントが終了した後になることがほとんどです。

ただし、1時間半から2時間程度で終了するイベントが多いため、時間があっという間に過ぎてしまいます。

その後、開かれる懇親会(親睦会、名刺交換会)は1時間半から2時間程度ですので、規模にもよりますが全員と話すことはできません。

多くても5、6人、最大でも10〜20人程度が限度でしょう。

なので、誰と話すかが重要となってきます。

ここでは僕がいつも話している方を紹介します。

発表者・スピーカー・主催者など

まずは、発表者やスピーカー、主催者といった人たちと話すことをお勧めします。

イベント参加後なので、質問や疑問点が生じることがあると思います。
これを会話のきっかけにすれば、自然と会話ができます。

また、大勢の人の前で話したり、イベントを開催できるほどの知識や経験、スキルなどを持ってい流方なのでビジネスに関する知識や能力が豊富であり、潜在能力が高いと言えます。

質問や疑問を投げかけることによって、発表者側も受講者から意見を集めることができ、今後の活動に役立てることができます。

これはWin-Winの関係といえます。 最初に簡単な自己紹介をしてから、発表者に感想や質問をすることをお勧めします。

さらに、発表者とSNSなどでつながることで、その日の参加者たちともつながりやすくなるメリットもあります。 何より、発表者になると、実績があり、多くの人と繋がりが広がっていることが多いです。

でも気をつけたほうが良いことが一つ!それは、

発表者には「最初」または「最後」に話しかけること!

上記のような考えは他の人も同様に考えているため、人が集まって話しにくくなっている場合があります。
誰よりも早くスタートダッシュを切り、その人に最初に話しかけることをオススメします!

ただし、他の誰かが先に話しかけた場合は、その人の後に長い列ができるため、注意しなければなりません。列に並ぶのも良いですが、前に並んでいる質問者がどのくらいの時間話すかわかりません。

他の方々と交流する時間がなくなってしまうので、その場合は他の参加者がある程度質問を終えた後で話しかけると良いでしょう。

 

直感で自分と気が合いそうな人

その他の参加者の中で会話する人は、見た目や容姿によって判断しても良いと思います!

服装や雰囲気などの外見から、営業・エンジニア・デザイナー・ベンチャー系など、大まかな業界を判断することができます。

しかし、そこで奇妙な先入観を持ってしまうのは勿体無いので、本屋で本を選ぶときのように直感に従い、気になる人に話しかけましょう!

その人が運命の人であるか、それともそうでないかはわかりませんが、「気になる=何かしらの縁」ということを覚えておいて、自分の直感に従うことが大切です。

周りと話をせずに一人でいるポツンといる人

イベントに行くと、必ず周りと話をせずに一人でいるポツンとした人がいます。

その人と目が合うことは頻繁にあります。 もし嫌な場合は目をそらすこともできますが、気になる場合は、ためらわずに話しかけてみてください。

何が大事かと言えば、誰でもいいので話しかけ、自分が独りぼっちでないようにすることです。

タイミングを見ながら待っているのは順序が正しいですが、何もせずにただ立ち尽くしているのは本当に時間がもったいないです。

言葉を慎重に選びながら、あまり無理をせずに自分から色々な人に話しかけるように努めましょう。

でも話の内容や話し相手がうまくいかない場合は
即座に切り上げることも必要です!

 

会話をして連絡先を交換する

初めて会った人と何を話せば良いかわからない人も多いはずです。
しかし会話のネタについては、イベントやセミナー、勉強会の感想や疑問点などをお互いに共有するのが良いでしょう。

相手の意見や経験を引き出すような質問をしてみるのも良いです!
質問が失礼にあたらず、共感や学びを得られるようなものであることが望ましいです。

そして、目的は相手の連絡先を得ることです!イベントのその場で仕事に繋がることはそうそうありません。将来のチャンスや機会につなげるためには、まず連絡先を交換することが必要です。

相手との会話では最初に、自己紹介を行いましょう!

自己紹介の内容は
・名前・職業・現在の活動・スキル・商品やサービス・探しているサービス・人材・これからやりたいことなどが話してみましょう!

ざっくりと話す感覚で大丈夫です。

ここで大切なことは、名刺を用意することです。

名刺と聞くと、少し古いと感じるかもしれませんが、一枚のカードに必要な情報が記載されているものを渡すことは、効果的です。

最近では、スマホでSNSを交換することができる場合が多くありますが、ビジネスの場では、名刺を持っている方が、きちんとしたイメージを与え、印象に残りやすくなります。

名刺の中にSNSのQRコードなどを埋めておくと直ぐに繋がることもできます!

また、プライベートと仕事を分けている人がいるため、意気投合した場合に交換することもあります。

スマホを出してSNSを交換する機会を逃した場合でも、名刺を渡せばスムーズに連絡先を伝えることができます。

 もし話が盛り上がり、今後に繋がる可能性がある場合は、失礼のないようにLINEの交換やTwitterやInstagramのフォローをすることもできますが、通常は名刺交換だけでそこまでする必要はありません。

お礼のメッセージを送付

懇親会が終わった後に行うアクションとして重要なのがお礼の連絡です。

連絡先を交換した人たちに挨拶やお礼のメッセージを送り、自社の商品やサービスを紹介することで、ビジネスにつながる可能性があります。

ただし、単に営業メッセージを送るだけでは相手に嫌われてしまうことがあるため、「お礼の文章」と「自社の商品・サービスの営業文」をうまく組み合わせるようにしましょう。

連絡先を交換した人たちとの繋がりを大切にし、自社の情報を発信することで、新しいビジネスチャンスを見逃さないようにしましょう。

さらにもう一つお勧めの営業方法は、イベントを開くことです。

イベントで知り合った人たちと後日、飲み会やBBQなどのイベントを開くことで、より親密な関係を築くことができます。

イベントに参加した人たちは、一定レベル以上の熱意やスキルを持っているため、役に立つ人たちを集めてビジネスの相談をしたり、共同でプロジェクトを進めることができます。

僕自身も以前、イベントで知り合った人たちとの飲み会に参加したことがあり、非常に意義のある時間を過ごすことができました。

例えば、軽い気持ちで参加していたけれども、参加者同士がビジネスの戦略や業界の最新情報交換をしたりして、有益な情報が得られたりします。

楽しいイベントの場合、参加者同士が“知り合い”を連れてくることも多く、参加者以外の人脈も広げることができます。

例えば、BBQなどは季節によって異なりますが、楽しい時間を共有しながらビジネスパートナーへと発展する可能性があります。

まとめ

ここまで、交流会営業の方法について解説をしてきました!

・営業用の関係を築くという視点を持ち、懇親会やイベントに参加する。
もちろん、営業目的であっても、すぐに接触してクレームを生じさせてしまうことは避けましょう。

・会話を無理に続けることを避けることである。
自分と価値観が合わない人とは、無理に話し続ける必要はないので、自分に合った有意義な時間を過ごすことが重要です。

・質問や感想を準備すること
イベントの登壇者と話をする場合、準備をしてから話し掛けると良いでしょう。

・名刺交換をしてお礼の連絡を入れる
名刺交換をするだけでは、その後の関係性を深めることができないのでしっかりとコンタクトを取りましょう。

・SNSで交流を深め、人脈を増やすイベントを開催する
飲み会やバーベキューなどのイベントを開催して、交流を行いましょう。知人やビジネスの仲間を連れてきてもらうことでさらに人脈が広がります!

とにかく、まずはイベントや勉強会、セミナーに参加することをオススメします。
何かを始めるためにはまず参加することが必要不可欠です。 この記事を読み終えたら、まずはイベントを探し出して参加してみることをオススメします。

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