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iPhone動画の撮影方法!縦と横どっちで撮影するのが良い?

動画制作

・動画を撮るとき縦と横、どっち向きで撮ればいいの?
・縦動画と横動画のそれぞれの特徴は何?

iPhoneやスマートフォンで動画を撮影をするときに「縦で撮るか」「横で撮るか」迷うことはありませんか?
それぞれの特徴を頭に入れておくと、撮影時に迷うことはなくなります!

縦動画と横動画、それぞれの特徴を踏まえメリットとデメリットを解説します!

2021年に実施された「若者世代のスマートフォン利用に関するアンケート」によるとスマートフォンで動画を視聴するユーザーは全体の約8割りという結果になりました。
また、モバーシャル株式会社が行った「第5回スマートフォンの動画視聴実態調査」では、全体の32.6%の方が動画を縦向きのみで視聴していると報告しています。
しかし、縦動画のメリットを考えずデメリットのみにフォーカスして縦動画を嫌う人が意外と多くいます。
現に多くの動画は横向きの「横動画」で視聴されることを想定して作られており、スマホを縦スクリーンのまま横向き動画を小さいサイズで見ている人や、スマホを横に倒して見ている人も数多く見られます。
上記調査結果からもわかるように、この割合は今後も縦動画のみで視聴する人も増えていく事が予想されており、縦向きの「縦動画」の利用が加速していきそうです。
動画製作者にとって、今後はスマホの縦スクリーンに合わせた「縦動画」の制作が必要になってきそうです。

縦動画のメリット

それでは、「縦動画」にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
▼縦動画のメリット
片手で気軽に視聴ができる
SNS広告との相性が良い
集中して見てもらいやすい
メリット1:片手で気軽に視聴できる
長時間の動画を視聴する際は、スマホを横にして動画を楽しみ方は多くいますが、それ以外の場合は手間だと感じる人も少なくありません。
縦動画の場合は、スマホの向きを変える事なく、片手で気軽に視聴する事が出来ます。
通勤時間中や休憩中など、隙間時間に視聴する場合、スムーズに動画コンテンツを楽しむ事が出来ます。
メリット2:SNS広告との相性が良い
多くのユーザーはスマホを「縦向き」で利用しています。
上記の通り、ユーザーはスマホの向きを変えることが、手間だと感じる事が多いです。
そのため、縦向きのままフルスクリーンで動画を再生できる「縦動画」はSNS広告との相性が良く、現在SNS上で配信されている広告動画は「縦動画」、もしくはの正方形の「スクエア」動画が効果的です。
メリット3:集中して見てもらいやすい
縦動画は、横動画に比べて背景の範囲が狭くなるので、必然的に集中してほしいポイントに視線を集める事が出来ます。
また動画撮影時にも大きなメリットがあり、背景が狭くなることによって他の人が映り込むこと防止するという利点があります。
室内で、背景を気にして配置を動かしたりする手間も省けるので、撮影側にも多くのメリットがあります。

縦動画のデメリット

それでは、「縦動画」のデメリットについて解説していきます。
▼縦動画のデメリット
視界とのギャップがある
撮影場面の制限が多い
パソコンやテレビでは見づらい
デメリット1:視界とのギャップがある
人の視界は横長です。縦動画は普段見ている視界とのギャップがあり、両サイドの映像が切り取られていると感じでしまい、何かが欠けている感が出てしまいます。
またテレビや映画は横動画なので、縦動画を見ることが違和感を生む原因になっています。
デメリット2:撮影場面の制限が多い
横動画では、複数の物や人を1つの画面に収めることが特徴といえます。
グループでの撮影などは1画面に収まるのが厳しくなってきます。
またスポーツ中継など、全体が見えないと状況が伝わらないものもありますし、風景撮影なども全景が見えた方が迫力は伝わります。
デメリット3:パソコンやテレビ、プロジェクターでは見づらい
パソコンやテレビは横長のディスプレイなので、縦長の動画は小さくなってしまいます。
画面サイズはスマホよりも大きいので、スマホよりは見やすくなりますが、せっかくなら横画面で視聴する方がストレスは減ります。
またセミナーなどプロジェクターを使用する際も、横長のスクリーンを活用することがメインとなります。資料の見易さを伝えるのも横長の画面が見やすそうです。

使用用途を考えて、撮影方法を決める

YouTubeやインスタグラム、Twitterなど、どこの媒体に動画を投稿するかによって縦型動画にすべきか、横型動画にすべきかを決めていくという方法があります。
●Youtubeの場合
YouTubeは基本横動画のイメージですが、近年は縦動画にも力を入れています。
縦型の広告を採用したり、Youtubeの動画プレイヤーアプリでも縦型用動画の対応が進んでいます。
通常のyoutube投稿の場合は「横動画」
・推奨サイズは1920 × 1080 ピクセル
・画面サイズの比率は16:9
Youtube Shortsの場合は「縦動画」
・推奨サイズは1080 × 1920 ピクセル
・画面サイズの比率(アスペクト比)は9:16
・ショート動画の長さの上限は60秒以内
●TikTokの場合
TikTokは縦向き視聴に特化した動画SNS
横向きの動画も投稿されているが、縦向き投稿を意識したUIとなっている

・推奨サイズは1080 × 1920 ピクセル
・画面サイズの比率(アスペクト比)は9:16
・長さの上限は3分以内

●Instagram
インスタグラムといえば正方形の画像を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし2016年以降、正方形以外にも縦長・横長の長方形の画像投稿が可能になりました。また、ストーリーズやリールという機能も追加され、表現の幅が広がっています。
ストーリーズの投稿
・推奨サイズは1080 × 1920 ピクセル
・画面サイズの比率(アスペクト比)は9:16 (1:1・1.91:1・4:5も可)
・長さの上限は60秒以内
・投稿した動画は24時間以内に消える
リールの投稿
・推奨サイズは1080 × 1920 ピクセル
・画面サイズの比率(アスペクト比)は9:16 (1:1・1.91:1・4:5も可)
・長さの上限は60秒以内
●Twitter

Twitterでは気に入った投稿に対してリツイートができるので、情報の拡散が期待できます。

・推奨サイズは1920×1200(および1200×1920)
・画面サイズの比率(アスペクト比)は1:2.39~2.39:1の範囲
・長さの上限は140秒以内
まとめ
各世代へスマホが普及しており、今後ますますスマホでの視聴が増える事が予想されます。
各SNSも縦動画に多く対応しており、スマホ視聴で最適なのは「縦動画」です。
しかし一方で、グループでの撮影や風景動画には「横動画」が欠かせません。
撮影後の使用媒体に応じて、「縦動画」と「横動画」を使い分けるのが一番の選択肢かと思います!

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